JOKERの幹部達は足早に倉庫を去っていく
それを追いかけていく警察

残されたのは数人の警官と俺達と華音

華音の元へと走る


侍「華音!目を開けろ!華音!!」


侍がそう声をかけるが既に華音の意識はなかった

その後どうやって病院に行ったのか
どうやって倉庫に帰ったのかなんて覚えていない

覚えているのは




ただ泣き崩れた事だけ



俺達に背を向け立っている侍の姿




それだけだった