男の名は、アーレン・C・クライヴ。
この名から、後の時代ではこの史上最悪の事件を「クライヴ事件」と呼ばれるようになる。
このクライヴ事件が、アメリカ国内だけでなく世界中で注目された理由は、単に死者が多いだけではなかった。
亡くなった1058名の死因は、全て焼死。
しかし、1999年に起こった同時多発テロなどのようなものはなく、単なる火事や爆弾に関するものでもない。
では、何を使ってクライヴは多数の命を奪ったのか。
その疑問を解く鍵は、街の道路に設置されていた、とある一台の防犯カメラに映っていた。

