もしも明日世界が無くなったら…

結妃(ゆうひ)と貴也(たかや)が、高校の帰りに毎日の様に寄り道しているこの公園にも、子供達は誰も居らず、2人きり。

2人が座っている黄色いブランコの音だけが、その場に響き渡っていた。