「真くん……」

さっきよりもさらに赤くなるウサギ。

「ふっ。かわいい。」

「っ……からかわないで……」


照れつつも笑うウサギを見て俺も自然に笑う。


女なんて大っ嫌いって思ってた。


でもこいつだけは違った。

臆病だけどちゃんと自分を持ってて
頑張り屋でいつの間にか友達から恋に落ちてた。


もうこいつだけは離したくない。


ずーっと俺の傍にいてほしい。


それが俺の今の願い事。


好きのふたもじ。


幸せにしてくれる言葉だけど、もし両想いじゃなかったら悲しい言葉になる


でも、今の俺達には好きは
魔法の言葉--------