ヤンキーくんに溺愛された臆病ウサギちゃん

と、口では言いつつも視界が歪んできた。


ヤバ……
倒れる……



とさっ…



「ウサギ‼︎」


あたしは真くんの体に倒れ込んでしまった。


「大丈夫か?」

「し、真くんごめん……今どくからね?」


動けない……


「ウサギ、あっつい……」

「ごめん……」

ああ……あたしのばか。