ヤンキーくんに溺愛された臆病ウサギちゃん

***


「お前、宇佐美菜々だよな?ちょっと話がしたいんだけど。」


「………」



前言撤回……


あろうことか彼……蓮くんがあたしに
話しかけてきた。


メロンパンを口に入れようとしたまま
口が閉じれない……


「いい?」


なんとか口を閉じると静かに頷いた


メロンパンは袋に戻して机の上に
置いてきた。