でも……


「真くんと一緒にいるとドキドキが止まらない……」


あたしは自分の胸を押さえた。


真くんと話してると胸がきゅぅっ……と苦しくなる……


「すっげー!菜々ちゃんもかよ!」


「も?」


歩斗くんの言葉に首を傾げる。


「真もさぁ……いってぇ!」


どうしたんだろ?
なんて思って歩斗くんを見たらどうやらきよちゃんに足を踏まれたらしい。


そしてギロッと歩斗くんを睨んでいる


「き……きよちゃん?」