真くんの買ったりんご飴があたしの口の中に入れられた。


「ど?うまい?」


「っ……反則……」


花火に照らされた綺麗な真くんに
俯きがちに呟いた。


きっとあたし……


もう真くんに心を許している。


この胸のドキドキの正体は……


一体なんだろう?