溺愛警報

汐side





お昼休みになり、私と莉乃は一緒に教室でお弁当を食べていた。




「あーぁ、喉乾いたなぁー。」


「じゃあ、飲み物買いに行く?私もジュース飲みたかったの。」




こうして、私と莉乃は教室を出た。

だけど、
タイミングが悪すぎた。




「…汐。」




何故か目の前にいる、楓くん。


それが何故か少し気まずくて、今すぐにここから逃げ出したくなる。



こうなるなんて思ってもいなくて、昨日までの私は今まで通りだと思っていた。



私が隼人君と恋人になることで
こんなにも気まずくなるなんて…。



確かに、昨日私は言った。


『幼馴染み離れしたい』



その言葉の重みをわかっていなかった。



今まで普通だったことが変わって
少し後悔してしまった。



楓くんには、これから先いつまでも頼っていけるわけでもないし



私と霧原三兄弟の未来は全く別のもの。