溺愛警報




「待て、僕聞いてないんだけど。
それは楓の独断で決めた話なわけ?」


「これは私の独断で決めたこと。
会長にもさっき伝えたばっかりなのよ。

把握よろしくね。」



汐ちゃんが生徒会に来るというのことは
更にあの場の空気が悪くなるような…、


今だって楓と同じ空間にいるだけでも嫌なのに更に汐ちゃんが加わるとやりづらい。


いや、でも嬉しいんだけどさ
逆に気まずくなりそうな感じがする。



「わかった。」



嬉しいけど微妙な気持ち。

ようやく手に入れた汐ちゃんを呆気なく楓に奪われそうで怖い。