溺愛警報




イラつく心を抑えてベランダに出てみると
校門辺りで手を繋ぐ汐と隼人がいた。


無性にムカついた。


ネクタイをつけていない汐に隼人がクスッと笑いながら器用にネクタイを結んだ。



その姿を見るとムカついた。



そして隣で無防備に微笑む。


今までその笑顔は俺だけのものだったのにと、どうしても独占欲が出てしまう。


隼人の横で幸せそうにしてる汐が憎い。


俺は心が狭いのか、、



「へぇーー、あの隼人君が可愛い彼女作ってるじゃん。」



ベランダに出てきたのは俺の担任の木佐先生
無駄に露出度の高い服を着ているのが特徴


だけど、俺はそんなの見ても別に興奮も何もしない。逆に興味ない。



「…」


「君のその顔を見る限り、あの隼人君の隣の子好きでしょ?」



女は勘が鋭いと言うけど本当だな。
てか、よく観察している。



「隼人の隣にいるの俺の幼なじみだから。」


「長年好きだった子を隼人君にすんなりと取られちゃったんだ。」