* * *
「……ねぇ、今何時だか分ってる?」
一年生の部屋に入ると、窓際の布団にはでっかい男が気持ちよさそうに寝ていた。
……もうみんな練習に入ってるっていうのに…!!
「ん~……慎二せんぱいうるさい~」
……は?今、慎二センパイって言ったよね?
あのうるさいサルみたいな人と一緒にするとか失礼じゃない!?(※こっちも失礼)
「ふざけんなクソガキ、早く起きろ!!」
あたしは秋本にかけられていた薄手の毛布をひっぺがし、寝ている秋本の耳を引っ張ってやった。
「……ねぇ、今何時だか分ってる?」
一年生の部屋に入ると、窓際の布団にはでっかい男が気持ちよさそうに寝ていた。
……もうみんな練習に入ってるっていうのに…!!
「ん~……慎二せんぱいうるさい~」
……は?今、慎二センパイって言ったよね?
あのうるさいサルみたいな人と一緒にするとか失礼じゃない!?(※こっちも失礼)
「ふざけんなクソガキ、早く起きろ!!」
あたしは秋本にかけられていた薄手の毛布をひっぺがし、寝ている秋本の耳を引っ張ってやった。



