* * *
ピピー!!
「あ…第2クォーター、終わっちゃった…」
点差は45-30と開いたまま、試合はハーフタイムへ突入した。
「あー!!もう!!桜坂の10番うろちょろしすぎだろ!!」
「ほんとだよ。さっきまでゴール前にはいなかったのに!!」
桜坂の10番、それは……五月だ。
ベンチに戻ってきたスタメンの先輩たちの口から出るのは “ 桜坂の10番 ” ばかり。
「チッ、五月の野郎…」
そんな先輩たちの後ろから機嫌が悪そうな顔で戻ってきた秋本。
いつものへらへらした態度とは一転、舌打ちなんかしちゃって。
秋本はこれぐらいおとなしいほうがちょうどいいね。
ピピー!!
「あ…第2クォーター、終わっちゃった…」
点差は45-30と開いたまま、試合はハーフタイムへ突入した。
「あー!!もう!!桜坂の10番うろちょろしすぎだろ!!」
「ほんとだよ。さっきまでゴール前にはいなかったのに!!」
桜坂の10番、それは……五月だ。
ベンチに戻ってきたスタメンの先輩たちの口から出るのは “ 桜坂の10番 ” ばかり。
「チッ、五月の野郎…」
そんな先輩たちの後ろから機嫌が悪そうな顔で戻ってきた秋本。
いつものへらへらした態度とは一転、舌打ちなんかしちゃって。
秋本はこれぐらいおとなしいほうがちょうどいいね。



