素直になるのはキミにだけ


『それねえ、彼なりの心配なのよたぶん』


「優ちゃん?どういうこと?」



急にお兄ちゃんと交代して、意味の分からないことを言い出す優ちゃんにあたしは呆然とする。


心配してるからってこの時期に休ませるって…



『沙弥さあ、休日もずーっと部活のこと考えてるでしょ?もっとJKらしくしなさいってことよ!!以上!!おやすみ!!』


ブツッ…ツー、ツー、ツー……


「……。」



切られたけど、結局意味が分からないままだ。



あたしは東堂くんとのトーク画面を見つめて頭を抱える。



「誰それ、浮気?」

「っ!?」



急に背後から声を掛けられ、あたしは驚いて1m離れる。



「…なんだ、川瀬くんか…秋本みたいな登場しないでよ」

「おいおい、蛍人と一緒にすんな」

「発言が同レベルなのよ」