「ねえ、お母さん知ってる?結婚って男は18にならないとできないの」




「あれ、そうだったかしら?」




「はぁ……」




「いいだろう母さん、別に結婚を急がなくても。」




「そうだよ。今は婚約で十分だろう」




「……婚約もしてないけどね?」




「とにかく!!沙弥ちゃん!!しばらくの間蛍人をよろしくね?向こうついたらまた電話するから!!」




「え、おばさん!?」




「あ、もういかないと!今夜は空港の近くのホテルに泊まるの」




「蛍人くんの家はもう電気とガス止めてあるから、仲良くするのよ沙弥!!」




いってきまーす、という4人の楽しげな声とともに、春風家を嵐が通り過ぎていった。