「って、凛! また眼鏡かけてる!」 「え、うん。」 「目は悪くないんだからかけないで良いでしょ!」 目を三角にして怒り始める愛莉。 何度も聞いたその言葉にうんざりする。 「目立ちたくないからこれでいいの。」 「せっかく可愛いのに…」 「愛莉、凛の自由でしょ。」 「だってー…」 口を尖らせて不満さを表す。 お母さんは苦笑して、私を見る。 私も苦笑をし返して家を出た。