「キャー!」


女の子の悲鳴と、何かが落ちた音。


我が家の名物、佐野愛莉(サノアイリ)の階段落ちが今朝も行われた。


「愛莉!また落ちたの?!」


「いたたた…


おはよう、お母さん…」


自分のお尻をさすりながらリビングに入ってきた愛莉。


お母さんの顔はそれを見て大きくため息をついた。