私は挨拶しようと父と同じタイミングで席を立ちGLORYの方を見た


そして目にした男性を見ると私の頭は思考停止した


そこにはずっと会いたいと思っていた人がいたのだから


小山くん………


昔よりもはるかに大人びている小山くんは私を見ると目を見開いた


小山くんも私だと気づいたのだろう


何か言いたそうに口を開いたけどすぐに閉ざし私たちに挨拶した