”小山くん!好きです!”


あぁ……そうか……俺、いつの間にか藤ノ木のこと好きになってたんだ


けど…今の俺じゃどうすることもできない


だから……!


「僕たちは美咲が転校することになったからお別れの挨拶をしに来たんだよ。けど、もう済んだしそろそろおいとまそようかな」


そう言い去っていこうとする2人を呼び止めた


「ちょっと待ってくれ!」