ど、どうしよう…… 心臓の音、秋人に聞こえたりしないよね。 わたしは圧倒的に、こんな状況に慣れていない。 それまでは少しも気にしてなどいなかったわたしを見つめる視線までもが、いきなり気になって仕方がない。 突然好きとか言うからいけないんだ……わたしのことではないけど…… はぁ…… こんな状況ではもう集中出来ないし、そろそろ終わりするしかなさそう。 心を落ち着けようと深呼吸をしながら、カラフルなパレットの上に筆を置いた。