沈黙が続く閉めきられた室内に、エアコンの機械音だけが響く。 「あのさ、美咲。俺さ……」 「なぁに?」 手を止めずに、口だけで返事をする。 「もし俺が…………………いや、やっぱいいわ」 「?変なの~」 いつもと様子が違うような気もしたけど、今はそれより絵のことで頭がいっぱいだった。