「今度からさ、3人で一緒に帰ろうよ!クラス違うから学校ではあんまり話せないし。うん、決めた!いいアイディア!」
思いがけない申し出に、わたしと秋人は目を丸くして立ち止まった。
「勝手に決めんなよな。それに美咲は部活あるから俺らと帰る時間違うじゃん」
「だーかーらー、こんな時間に美咲ちゃん1人じゃ危ないじゃん。あ、でも兄さんが嫌なら僕が美咲ちゃんと2人で帰っちゃうもんね~」
相変わらず、いたずらっ子のような顔がとてもかわいい。
後ろ向きで歩きながら、わたしと秋人を交互に見る。
「僕は放課後だいたい図書室で勉強してるし、兄さんは屋上にいるでしょ。じゃあ調度いいもんね」
「……なんで俺の行動把握されてんだよ」
