空の色をおしえて





とある夏を思わせる暖かな放課後、ひとり校庭の片隅にキャンバスを広げ、日が傾くのを待っていた。

ここは木々の間から差し込む夕日が校舎の窓に反射して、一番綺麗に見える場所である。

色々な校内の写生スポットはチェック済みだった。




でももう夏が近いからかなり遅くまで明るいからな。
それに夕日が沈むタイミングなんてほんの一瞬だし。


なんて考えながら、ぼーっと遠くを見る。