顔を合わせたことといえば、母さんに連れられて菅波宅へ遊びに行った時ぐらいだ。 年に数回しかない機会だったが、とても楽しみしていたイベントだった。 たまにしか会えなくても、それでも小さい頃からずっと一緒にいた日々が、3人の繋がりを変えることはないと頑なに信じていた。 信じていた……のに。 いや、確かにわたしたちの関係にヒビが入るようなことにはならなかったのだけれど、いつまでも子供ではいられないってことなのかもしれない。