「まだ何も言ってないよ。頭を休めるためにここに来たんでしょ?少し考えるのやめたほうがいいよ」 そう、わたしは思考を1度リセットするつもりで図書室に乗り込んできたのに、結局隼人君を邪魔するだけになっている。 「うん、ごめん。そしてもう黙るから、勉強続けてください」 反対側の頬を机につけて伏せ直した。 カカカ……カカ…… 隼人君がノートに書くペンの音が心地よくて、だんだんに眠くなってきてしまった。 そういえば夜もずっとネットで調べたりしてたから、あんまり寝てないんだっけ……。