展覧会で見た彩花さんの『Deep blue』を思い出す。 遠い…… もしもわたしがこれから止まることなく全力で走り続けたら、遠目にでも彩花さんの後ろ姿を見つけることが出来るのだろうか。 「母さん、もう少しだけ考えさせて」 弱い自分が用意した逃げ道へと逸れるのか、それとも、幻にも似た夢を追い続けるのか。 そろそろ本当に、決めなくてはいけない。