空の色をおしえて



今回開催される
『自然との調和~個展への道標~』は、
彩花さんの他にも何人かの作家の作品が集まったグループ展だった。

会場に訪れた人たちや有名な作家から高い評価を得られた場合、スポンサーがついて個展をひらくことが出来るというものだ。


入り口前に張られたボードに目を通す。

数人の出展者の中から、彩花さんの名前を見つけた。




彩花さんだってまだ、夢の途中なんだ。




やだ、自分のことじゃないのに緊張してきた。

今頃彩花さんはその何倍も緊張しているんじゃないのかな。

それとも、もはやこんな場には慣れていて、冷静でいられたりするのかな。

今のわたしには、立場が違いすぎて、まったく想像が及ばない。


わたしはまだ、スタート地点にすら立ってはいない。