「お母さんと一緒に行ってみたら、何か変わるかもよ?」 隼人君は、彩花さんとよく似た穏やかな笑顔で言った。 「うん、誘ってみるね。ありがとう!彩花さんにもお礼したいし近いうちに遊びに行くね!」 何も変わらないかもしれない。 でも、変わるかもしれない。 母さんにも心から認めてもらって、応援してほしいだけなんだ。 いつも心の根底にはそのことが引っ掛かっていて、その問題が解決すれば、描く作業すらも前に進めるのかしれない気がしていた。 そのために、もう1度だけ全力で頑張ってみる。