「あたし後で菅波兄に謝るよ。大丈夫、ちゃんと仲直りするから。だから美咲も、ちゃんと腹割って話すんだよ?ね?」 「綾乃……ごめ……ずずっ」 「めっちゃ鼻水出てんじゃん。これ以上ここにいたら戻りづらくなるから、6時限目から復活しようね」 ポケットからティッシュを取り出し、わたしに差し出した。 綾乃は綾乃らしく、いつもの笑顔で笑った。