「落ち着いた?」 「うん……ごめんね。ほんと興味だけであんな立ち入ったこと言うの良くなかったよね。あたしが悪いよね」 わたしたちは屋上の片隅で、丸くなって座っていた。 勢いで5時限目をさぼってしまっていたけれど、今はそんなことはどうでもよかった。 「綾乃は悪くないよ!秋人があんなに短気だったなんて知らなかった!」 「まぁ確かに驚いたけど……きっと最後に言ってたあのセリフ。あれは心からの言葉じゃないと思うよ」 ドクンッ……と動揺した心臓が波打った。 「え、最後のって?」