「綾乃ってばすぐ話をそういう方向に持っていくんだから」 落とした蓋を拾い上げハンドタオルで拭きながら、弁解をする。 「去年のクリスマスパーティーの辺りにちょっとしたことでケンカしちゃってさ。一応仲直りしたんだけど、完全には修復は出来ないみたい」 「クリスマスって……けっこー前の話じゃん!何があったの!?」 すべてを話すにはお昼休みだけでは足りなさそうだから、とりあえずあの時に起きた出来事をかいつまんで説明した。