とあるお昼休み、わたしと綾乃はお弁当を広げ向かい合って座っていた。
「ねぇ、あたしに何か隠し事してるでしょ??絶対!!」
立ち上がり上半身だけで迫り来る綾乃の気迫に気圧されて、座ったまま後ろのめりになった。
「ど、どういうことでしょうか……?」
「菅波兄と付き合ってんの??」
「は!?なんでそうなるの??」
予期しない質問に驚いて、持っていたペットボトルの蓋を落っことした。
「だって最近なんか2人が話してるの見てるとよそよそしいっていうか、前と違くない?前をそんなに知ってるわけじゃないけど」
「だから付き合ってるのを隠そうとしてるのかなーって思ってさ」
……鋭いような、そうでもないような。
でもよそよそしいっていうのは間違ってはいない。
