「不公平だわ……」
「また行き詰まってんの?」
「わたしの人生行き詰まりばっかりよ。てゆうか行き止まり?どっちに向かっても壁ばっかりで、前に進めないの」
「あははっ。その壁は自分で作ってるものだろ。難しく考え過ぎなんじゃね?」
その意見、軽いっていうか、深い……のか?
「う~ん……もう難しいこと考えたくない。頭痛い」
「いつかその壁、俺がぶっ壊してやるよ」
本当にやりそうだから恐いのよあなたは……
でも、心配してくれたことは素直に嬉しい。
少しは気にかけてくれたと思っていいのかな。
「他力本願になっちゃうけど……期待してます」
お礼を言うのは照れ臭くて、真顔で返事をした。
