空の色をおしえて




秋人とはクリスマスパーティーの一件以来、それまでとは違う関係になってしまったように感じる。

わたしも言い過ぎたと思い反省して謝ったが、すべてが元通りというわけにはいかなかった。 

2年生になってせっかく同じクラスになれたのに、すごく残念。

普通に会話をするし時々は一緒に帰るけど、距離感が今までとはまるで違ってしまっていた。

あえて目に見えない壁を作られているような、侵すことを許さない領域が出来たような、そんな感じだ。

去年、のほほんと考えていた、帰り道に3人で満開の桜を見るという夢が果たされたのに、まったく嬉しくなんてなかった。



でもきっと何もかも時が解決してくれるだろうと決め込んで、現状はジタバタしないことにした。
 
秋人だって色々と考えるところはあるだろうし、時間が必要なだけなんだと思う。

わたしはわたしで、今出来ることを出来る限りの全力でやりきるしかない。



猪突猛進……まるでわたしのためにあるような熟語だわ。

きっと良くも悪くも、なるようにしかならないんだ。

今までも、これからも。