暖房がないにも関わらず熱気で体育館内はすごく暖かかった。 「ほんとにすごいね。聞いてはいたけどここまでとはね」 隼人君はわたしの耳元に口を近づけて言った。 かなり頑張って声を張らないと、隣にいる人にすら声が届かない。 「ね、たまにはこういうのも楽しくていいかも。嫌なことなんか全部忘れられちゃいそう」 「そっか、色々あったけど……今日は全部忘れて楽しもうね!」 「うん!」