「……どうしたの?」 「美咲ちゃんは……兄さんのことが好きなんでしょ」 「え、どうし……て」 「見ていれば分かるよ。ずっとずっと、小さい頃から見てたから。だから僕、2人に幸せになってもらいたくて」 余計なことだったね……と言って前を向き、ゆっくりとわたしの隣に追い付いた。