空の色をおしえて





その時「お昼の部、上映開始となります」
と生徒のナレーションと共に室内の電気がすべて消された。


思っていたより遮光カーテンの威力は半端ではなく、日中とは思えないくらい真っ暗になった。

上映時間は20分。
存在感のある機械が映し出す星たちは、期待以上に本格的で皆驚いている様子だった。

テスト投影に立ちあっていないわたしも、観覧席の人たちと同じ反応をしてしまう。


ヒーリング系の音楽が流れる中、春から冬にかけての星の移り変わりや、その光が何億光年かけて地球に到達するのかを丁寧に説明していく。
そしてクライマックスには流星群がすべての観客を魅了した。


たくさんの光が教室の天井に投影され、流星は尾を引いて隅々まで白色の閃光をつくった。



まるで地平線まで広がった壮大な草原の中心にでもいるみたい。





すごい…………