そんな驚異の発展を遂げる中、もう一つ一番凄いものが開発されていた。
その名も「DKウェポン」
またの名を殺さずの武器。
DKウェポンは日本が開発した電磁式の武器で、弾もナイフの刃部分も、全てを電気エネルギーに変え電磁レーザーにしたものだ。これを耐久値よりもくらった相手はその場で失神する。そして、目を覚ました時には、個人差はあるが、大抵の者が戦闘への恐怖により、戦うことが出来なくなるという代物だ。
この開発により、世界でも核よりも強い武器として扱われるようになったのだ。

そんなものが出来たため、今の日本はアメリカ同様、日常的に武器が出回るようになった。
しかし、日本人の平和への心は強く、国内での戦闘もほとんど報告されていない。

と、日本の現状はここまでにしておこう。
主人公にそろそろ視点を渡さないと、話が進まないからな。神の声はここら辺でおいとまするとしよう。