たとえこの身が焼かれてもお前を愛す

「うちなんてさ、貴族ったって貧乏な下級貴族よ。平民で商売やってる人間のほうがよっぽど金持ちなんだから。お偉い貴族様?!笑わせないでよっ!
どうして貴族と平民が結婚しちゃいけないのよっ!」

ルイーズは平民の青年と恋をしているのだろうか?

この国では身分違いの結婚は法律で厳しく禁止されている。

ルイーズも苦しんでいるのだ。


「あんたも元は上級貴族でしょ?本当は何の障害もなくご主人様と結婚できる身分だったのに」


ルイーズの言葉が胸をえぐる。


何故、幸せは奪われてしまったんだろう?

何故、両親は死ななければならなかったのだろう?

どうして私は奴隷なんだろう...。




今さら悲しんでも、恨んでもどうにもならないことだとは分かっているけれど。



フィーアは複雑な心境をルイーズにそっと話した。