「君は翼が怖くないの?」


「え?怖い?何でですか?」


「ここの女子は好きになるけどほとんど怖いって思われてて近づく人いないからさ。」



「あっ!なんだそういうことですね!私は一度も怖いなんて思ったことありません!」


「ははっそっか笑!なら安心だよー!引き止めてごめんね?翼のところへ行っておいでー」


「あっはい!行ってきまーす!あっ!お名前聞くの忘れてました!」



「久藤だよ。久藤快斗」


「久藤くんね!じゃあまたね!」


ブンブン手を降って図書室に向かった。