男の子が去っていったあと、



バタンッ



タンクの上の方から物音がしてふと上を見ると、西野くんが見下ろしていた。



何やら、不機嫌な顔をして。


「…」



「…」


見ているだけで何も話さない私達。



やばっもしかしてさっきの話聞かれてた?



なんて所に居合わせてるんだー!



だめだ!この沈黙耐えられない!



「西「告白」」


「へ?」


「告白されてウキウキしてんの?」


「はい?」


告白されてウキウキ??



…何言ってるの?