あなたの幸せを心から願う

「あ!小春!戻ってきたー!」



「仁奈?どうしたの?」



仁奈が駆け寄ってきた。



「どこ行ってたの?すぐに、どっかいっちゃったから頭、まだ痛かったのかなって心配で」



「頭はもう痛くないよ、心配してくれてありがとう。」



仁奈には話しとこうかな。



白石くんのこと。



「実はね、」



そう言って今日のことを仁奈に言うと




「もったいない!」