あなたの幸せを心から願う

「小春、おまたせ…




兄さん…?」




斗真さんの存在に気づいたのか言葉を濁す路唯くん。





「路唯、ごめんな。




おれ間違ってた。」





斗真さんが路唯くんに近づく。




「兄さん、おれ、医者になる。」




え?路唯くんがお医者さん?




いつの間にそんなことに?





でも斗真さんは驚きもせずに





「言うと思ったよ。




路唯が決めたんだな?」




まっすぐ路唯くんの目を見つめる斗真さん。




「うん。」




力強く頷いた路唯くんがこっちに向かってくる。




「路唯くん、お医者さんになるの?」




まだ状況についていけてない私は首を傾げる。