計算毒舌少女

「じゃ、行こっか☆」

「もう夜遅いのに、帰さないつもり?」

「あ、さっきの。ねぇもし良かったら一緒に「行かない」」

「ってか、この子達まだ未成年だよ?高・校・生。
貴方達は成人してるでしょうけど」

「はぁ?この子たちが誘って来たんだよ?
これから、楽しいことするだよねぇ??」

「……えっと、その、「忘れてないよね?((ボソッ」
…………いき、ます。」

「ほらーこう言ってるじゃんっ?だから邪魔しないでよ」

「……ねぇ、何かされたの?私には話せないの?」

「…………」

最低だ。この子達は、まだ未成年なのに
成人している人のほうが子供みたい。

ニタニタ薄気味悪い顔して……
考えてること丸分かりなんだよっ

「お姉さん、遊ばないなら邪魔しないで?
ってか、ちょっと可愛いからって図に乗ってない?w」

「……図には乗ってないです。」

は?なに言っちゃてんの?

こいつら、顔じゃなくて思考まで腐ってたか、

「俺が相手してあげるよw」ガシッ

「さわらないで!」

「おっとー、危ない危ない。殴らないでよ~wwククッ」
「……あのさっ、」
「あ?」
「俺が、このひ、こいつの相手、するよ!」
「ハハッ欲しがりだなぁwいいよ。俺はこっちで楽しむからw」
「ありがと……」

「その子達に触らないで!」

「ハハッ強気だなぁw早く行こっか?w」

「は、い」
「「……っ」」

「だから触らな「あの、……少し来てくれますか?」」

は?なんで??

私は、この子達を助けなきゃいけないのに……っ

「貴方の後ろで待ってる人、ここに来てくれますか?
((ボソッ」

「……はい。」

「じゃあ、ここで待っててください。俺が、貴方を逃がします。」

「……要りません。私はあの子達を助けないといけないんです。」

「…やっぱり、そうですよね。分かりました。
なんとか、連れ出して来ます!」

「あ、ちょっと…!」

……行っちゃった。