俺が必ず、見つけるから。

美雨「その…なんていうか…笑顔が嘘くさいなーって…」




要「そっか……地味のくせに案外鋭いね。」




美雨「へ?」




要「バレないと思ったんだけどなー残念だわ。」




美雨「なんか、雰囲気が……」




要「あんなのが素なわけないじゃん。お前がはじめてだよ。俺の作り笑い、見破ったの。」




美雨「なんか、とりあえず…ご、ごめんなさいー!!」




混乱した私は逃げるように空き教室から去った。




要「えっ?お、おい!!なんだ、あいつ…(笑)夜空 美雨ね…」




教室に戻ってきた私は落ち着きがなかったと思う。