私は、とあるお城の娘で
今は身分を隠し城下町にて散歩中～

まぁ、お付きの人達も居るんだけど…

｢いい天気～！
やっぱり天気の良い日は最高ね ♪｣

私の名前は、冬華美海(とうかみうな)
冬華家の一人娘。
性格は、周りはお転婆で、周りの事に夢中になるとすぐ何処かへ行ってしまうって


周りの人は言うわ。
私は特に悪気とか無いんだけど…。



要は手を焼いているって事。
本来、お城の娘(お姫様)である私が
城下町なんて歩ける筈がないの。

いつもお城に篭って勉学の毎日。
色々学ばなきゃいけないのは分かるけど…
私は勉学なんかよりも、外を見てみたい。

町の人達がどのように生活してるのか
何も起きてないか、少し興味があった。
私とは違う、私の知らない世界を見てみたかったからなの。

｢姫様、あまりキョロキョロしては正体がバレてしまいますよ？｣

｢はいはい。わかってるって～｣

たまにお付きの人に注意されては
一向に反省などしない。

だって、色々が新鮮すぎで、見るなと言われて見ないわけが無い。
興味津々だもの！