ガチャ。



あっ。人がいる

昨日はいなかったのに……




「今日は先客が居るのか…」




俺がそういい、振り向いた女の子は、



美しい、栗色のサラサラの髪に、

ツヤツヤの肌

俺を映し出す栗色の瞳。


全てが美しく、完璧な美少女だった。



「あのさ」




すると彼女は、ハッとしたように屋上から去ろうとした


「すっ。すいません!」






「待って!」



無意識に彼女の腕を掴み引き止めていた。



あっ!なんか、話さないと!!


彼女なら……



「あのさ、君、ここにいるってことは……暇…………なんだよね?」



彼女は、キョトンとして首を傾げている。



「えっ!?あぁ……まぁ……」



「じゃあ、俺の相談に乗ってもらえないか?」



「わかった。聞いてあげる」






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