「よぉ!葵斗!
高校でも同じクラスだな!」



俺は昨日、私立桜宮高校に入学した


イチノセ アオト
一ノ瀬 葵斗(16)




そんで、俺の隣にいんのが

小中高と同じの


幼なじみ



スギヤマ タクヤ
杉山 拓也(16)




拓也はとてつもないお転婆、明るくて、こっちまで笑える。





「なぁ、葵斗〜聞いてもいいか?」







珍しく拓也が、真面目に聞いてくる。








「あぁー?なんだよ笑」






「何でオメー高校に入って急に金髪に染めたりしたんだよ」





「別に、前からカッケーと思ってたし……」





「ほんとにそんだけなんかよ…。」





「あぁ。」








「それにお前、高校入ってから急に冷たくなったよな、なんかあったのかよ」







「ねーよ!!」








「ふーん。」






拓也はプイっとして、自分の席に戻って行った。