「久しぶりだね。郁麻」


「由佳里?」



「っ、」



彼の腕から伸びている何らかの管にビックリしてしまった。



「ここんところ、来てなかったでしょ?遅くなってごめんね」




「気にしてない。お前にも用事とかあるだろ」




彼はいつも通り素っ気なく私の目を見て答えた。