あの日失った想い

「由佳里、私もあなたを信じてる。
だって、あなたは私の最高の親友だよ」


仁美…………



そして、彼女は顔を上げてハルと顔を見合わせて笑っていた。



「「由佳里頑張れ!」」



2人が言ってくれたときは、もう私の涙腺は壊れていた。



「会いたい……郁麻に会いたい!


好きって伝えたい、好きって言われたい!


仁美とハルのようになってみたい!



花恋さんにどう言われても、好きなの。
大好きなの!!


好きが止まらないよ……」















それからいつまで泣いたのかは分からない。



仁美は泣いている私をずっと抱きしめてくれた。